先日無事に子宮筋腫摘出の手術が終わりました。
術後3週間ほど経過しましたが、順調です。
現在は痛みもほぼありません。
こちらでは、子宮筋腫摘出手術にまつわるあれこれをまとめていきます。
主観的な内容も含まれますが、
手術前は分からないことだらけで不安が大きかったので、
少しでも不安解消につながれば嬉しいです。
子宮筋腫摘出手術の入院スケジュール
手術内容:子宮筋腫摘出手術
手術方法:腹腔鏡手術
摘出した筋腫:3つ(7.5cm / 2.5cm / 1cm)
入院日数:5泊6日
<1日目:入院(手術前日)>
やること
お腹の毛剃り、おヘソのそうじ
検査(血圧・血中酸素濃度・内診)
お腹の毛剃りとおヘソのそうじは自宅でしっかりやったつもりだったのですが、
毛剃りが甘すぎました。
Vラインあたりもしっかりやらねばならなかったのですが、
わたしはお腹まわりしかやっておらず、
看護師さんにチェックしてもらったあと、剃り足りない部分を
再度自分でやるはめに。笑
渡されたカミソリが剃りづらくて苦戦しました。
薬
下剤・眠剤
翌朝、便を出す必要ありなので、下剤を飲みました。
また、翌日の手術に備えてしっかり眠るために、眠剤も服用しました。
緊張もあったのか、夜中目覚めましたが睡眠不足にはならなかったです。
食事
深夜0時以降はNG
それまでは特に制限はなく、持っていったおやつを食べたりしていました。
入院初日は、一番元気な時なので、動けるうちに、
入院期間中に必要な飲み物などを多めに購入しておくと安心です。
<2日目:手術当日>
やること
手術までに便を出す
手術本番
当日の0時~9時の間に便を出すミッションがあったのですが、
当日の朝少ししか出ませんでした。
自力で出せなかった場合、浣腸の予定ではあったのですが、
前日に出ていることを伝えて難を逃れました。
浣腸におびえていたので、本当に良かったです。
看護師さんが「嫌ですよね?!先生に聞いてみます!」
と、かなり協力的で助かりました。笑
そして、いよいよ手術本番。
いきなり呼ばれて予定よりも早めにスタート。
手術着に着替えて、手術室に向かい、あれよあれよという間に終わりました。
手術前、若い研修生が何人かいて、ちょっと恥ずかしかったです。
麻酔も痛みゼロ。
術後の寒気もゼロ。
色々想像していたより全然大丈夫で、
先生や看護師さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。
術後の意識も案外しっかりしていて、あいみょんが流れていたのを覚えています。
あいみょんに安心感をもらった。
そして、術後は
酸素マスク
心電図モニター
点滴
膀胱の管
ふくらはぎのマッサージ器
がつながれています。
しばらくは不便で違和感ありですね。
薬
痛み止め(点滴)※術後~
点滴で強めの痛み止めを使ってもらっていました。
そのため、術後すぐは大きな痛みは感じていなかったです。
生理痛的な痛みを感じました。
食事
終日NG
術後は飲み物もNG
この日は一日食べ物も飲み物も口にできないですが、
空腹でつらいとか、喉乾いてつらいなどもなかったです。
<3日目:術後1日目>
やること
歩行
自分でトイレへ行く
血液検査
術後1日目から歩行を始めます。
結構スパルタですよね。
お腹切ったんですけどー…と思いつつ。
ただ、自分で歩けないと、膀胱の管も取れないので、
いち早く歩きたかった!
最初のトイレはドキドキでした。
腹圧かけるのが怖すぎて。
でも思ったより痛くなかった。
この日に、
心電図
膀胱の管
点滴
を外してもらいました。
薬
痛み止め(錠剤)
翌日から点滴は外してもらったので、痛み止めは錠剤に変わりました。
痛み止めの効果はやっぱり点滴の方が強いなと思いました。
この日から生理痛より、傷の痛みの方が強くなります。
痛みがひどければ、点滴の継続も選択できるので、我慢しない方が良いと思います。
食事
おかゆ食開始
朝から食事開始します。
食事を5割以上食べられたら、点滴が外せるとのことだったので
しっかり食べました。
全然食べられたけど、おかゆが無味すぎてつらかったな。
あと、お腹の痛みがあるから、食べる体勢も試行錯誤でした。
<4日目:術後2日目>
やること
便を出す
院内をお散歩
洗髪
出来ることがだんだん増えていきます。
成長を感じる。
薬
痛み止め(錠剤)
食事
固形物開始
朝はパン、お昼と夜は白米になりました。
うれしい。
ごはんにかけるふりかけと鮭フレークを売店でゲットしました。
プリンやカフェラテなど、嗜好品も楽しみました。
<5日目:術後3日目>
やること
内診
院内をお散歩
内診
シャワー
この日からシャワーOKになりました。
気持ち良い~。
人間らしい生活にどんどんなっていく。
内診後にお腹の傷口のテープも貼り替えてもらいました。
まだこわくて、傷口見れませんでした。
薬
痛み止め(錠剤)
食事
固形物
あんまり満腹になりすぎるとお腹ぱんぱんになって
傷口にひびく気がして、8分目くらいにしていました。
<6日目:退院(術後4日目)>
やること
採血
退院
ついに退院!
夫に迎えてきてもらって無事電車で帰宅。
夫が気遣ってくれて、乗り換え駅からタクシーにしました。
薬
痛み止め(錠剤)
貧血の薬(錠剤)
血液検査の結果、貧血気味だったので、貧血の薬をもらいました。
食事
固形物
※午前中に退院だったため朝食のみ
入院食最後はパン食でした。
ものすごく麺が食べたくて、お昼に食べようと目論んでいたので、
朝はほどほどにしておきました。
無事お昼はラーメン屋に行けました。
久々のラーメン最高でした。
子宮筋腫摘出手術に必要な持ち物
5泊6日の入院なので、そこそこの持ち物になりました。
キャリーバッグとトートバッグでいきました。
プラス、院内を歩く時に使えるミニバッグも持っていきました。
洗面グッズ
ヘアグッズ系
化粧水関連
ミニ鏡
歯ブラシ
マウスウォッシュ
普段のスキンケアやヘアケアが出来るだけで、気分が上がりました。
デパコスの試供品の美容液なども持っていったので、入院生活を贅沢にしてくれました。
除菌系グッズ
ウエットティッシュ
便座除菌シート
アルコールスプレー
除菌系は病院なので、そこらにアルコールスプレーが置いてあります。
持って行き過ぎたくらいでした。
ガジェット系
イヤホン
耳栓
S字フック
長めの充電ケーブル
スマホスタンド
個室が取れたので、耳栓とS字フックは使いませんでした。
スマホスタンドも使わなかった。
長めの充電ケーブルは必須!!
リラックスグッズ
ホットアイマスク
フェイスマスク
ハンドグリーム
ネイルオイル
ファブリックミスト
入院生活を豊かにしたい!ということで色々持っていきましたが、結構使いました。
特に香り系は持っていってよかった。
病院独特の匂いがあるけど、好きな香りを持っていくことでリフレッシュできます。
使ったのは余裕が出てきた術後2日目以降ですね。
衛生グッズ
ボディシート
メイク落としシート
ドライシャンプーシート
替えのマスク
シャワーの許可がおりるまでは、シート系でしのいでいました。
夏前だったので、そんなに汗もかかなくて、気持ち悪い!とまではならなくて良かったです。
タオル・着替え系
パジャマ
靴下
下着
院内履き
基本パジャマで暮らすので、自分のお気に入りのパジャマを持っていくとテンション上がります。
術後は血液が出ることもあるので、サニタリーパンツの方が安心です。
筆記用具
ファイル
ペン
ノート・ふせん
印鑑
入院中もなにかと検査結果などの紙類を受け取ることが多いので、
保管用のファイルは役に立ちました。
ノートに簡単な日記みたいなのも書いたりしていました。
喉のお守りグッズ
のど飴
ストロー
全身麻酔の時に、人工呼吸器をつけるので、術後喉がイガイガします。
その対策として持っていきました。
おやつ
おやつは入院初日しかほぼ食べなかったです。
術後炭酸ガスの影響でお腹が膨らむので、病院食をしっかり食べるとお腹ぱんぱんになってました。
上記に挙げたもの以外にも、病院から指定されたものも持っていきました。
子宮筋腫摘出手術に伴う痛み
手術時の痛みは全くなかったので(全身麻酔のため)、術後の痛みについてまとめていきます。
<痛みの種類>
強めの生理痛
術後当日に一番感じました。
痛み止めのおかげで我慢できない痛みはなく、翌日にはだいぶおさまっていました。
お腹の傷口の痛み
錠剤の痛み止めに切り替わってからは、お腹の痛みが気になりました。
点滴の痛み止めをしてもらっている間は、だいぶ痛みがおさえられていたのだと思います。
腹圧をかける時が特に痛く、下記の動作で痛みが出ます。
・寝返り(腕の力を使って痛みをおさえていました)
・起き上がる(腕の力を使って痛みをおさえていました)
・咳をする(のど飴で咳を防いだり、背中を丸めて横向きで寝た状態でお腹をおさえて咳をしていました。)
・爆笑する(背中を丸めてお腹をおさえて笑っていました)
・歩く(振動を少なく歩くようにしていました)
・重い荷物を持つ(基本持たないようにしていました)
同一体位による筋肉痛のような痛み
これは人によると思うのですが、わたしは、腕が筋肉痛みたいになりました。
3週間経過した今もうーーーーっすら残っています。
子宮筋腫摘出手術にかかる費用
入院&手術費合計
189,060円(※3割負担)
<内訳>
手術・入院関連費:85,000円
個室プラス料金 :99,000円(1泊 16,500円)
食事代 :5,060円(1食 460円)
個室にしなかった場合、85,000円です。
思ったよりだいぶ安い!!
個室料金はやっぱり高いですね…!
ここは必要経費として割り切りました。
加入している医療保険は現在申請中です。
以上、術後レポートでした。
参考になれば幸いです!
これから手術の方、応援しています。